技能力
①360度の驚異の注意力
ピアノの一般家庭に搬入する時は、通路いっぱいの状態になります。
数ミリ単位で入る入らないの世界です。
しかも240㎏(アップライトピアノ)あるそのピアノを二人で、担いで(中に浮かして)運びます。
そのような極限状態で、建物・商品をぶつけないように目、足、手、記憶を使いながら
360度に神経をとがらせなければ運べないのです。
その360度の注意力が体に染みついているのです。
②丁寧力
ピアノは本当に少しの事でスリ傷やへこみ傷がつくデリケートな材質・塗装でできた商品です。
ですので、触れる時も繊細なタッチで優しく触れないければいけません。
また、運搬に際しては商品保護の布団やカバー類を念入りに使用します。
念には念を重ねる丁寧力は、このような特徴から身に付いたのです。
③クレーン力
一般家庭のお二階にピアノを入れる時があります。
首都圏では、電線等々がもの凄く込み合っています。
そして、ベランダ等の余裕が無い場所への搬入をするケースがほとんど。
リモコン式のクレーンを操作し、電線を縫うようにピアノをかわしそしてぎりぎりの窓から入れる。
これらの過酷な条件により、優れたクレーン力が身に付きました。
それらの技能力を次の商品に活かされています。