こんにちは。ブログ担当・小久保です。
この前、「目見当」がどうのこうの、などとカッコイイ事を書きましたが、
稀に「やってみなきゃ分かりません」という場合があります。
熟練のベテランが見ても分からない場合があるんです。
私は過去に1回ありましたが、とあるお客様(個人様)の家にピアノが
入っていたんです。
このピアノ、部屋に入れるときにギリギリだったんですが、いざ御引越で
私が出しに行くと、部屋から出ないんです・・・。
最低限(新聞紙)でドアとピアノの隙間に養生して、殆どピアノを裸で
担いでも出ない・・・。傷が付くと困るのでやめました。。。。。
建てつけの問題で、木が膨らんだのが原因でした。
「あと1mmあれば出たのに~」などとボヤキながらピアノを解体して
搬出したのを覚えています。
事前に狭いことが分かっていると、下見に伺います。
ほとんどが目見当で可否が分かるのですが、たまにメジャーを使います。
それでも分からない難しい場合があります。
そういう場合、「模型」を作ります。
再度、お客様にアポを頂いて、製品寸法ぴったりの模型を作る。
先日は洗濯機の模型を作りました。
家の裏側を通して、洗濯機がこんな感じに進んでいきます。
ギリギリなので養生も出来ず、という想定です。
模型で測ってみたら通路・窓ともに余裕は2mm。
角度も絡むので測っても分からないはずですよね。。。
最終的にこの窓から、正面にある鉄の杭をかわしながらお風呂場に搬入。
こちらの現場も見ただけ・測っただけでは判断が付かず、
最終的に模型を使って判断して、正解でした。
無事収まり、めでたしめでたし!
まさに、「やってみなきゃわからない」の代表的な納品でした。
ここで、当社の強みというのが、
「やってみなきゃわからない」のですが、
「やったら殆ど確実に入る」というところ。
当社の他の担当者同様、私もチャレンジ精神が旺盛(笑)なので、
いろいろな難しい現場に取り組んできました。
入らなかったのは先日ブログで書かせていただいた1件。
何が何でも搬入する、というスタンス。
ピアノ屋ならではの「技」が光るお話しでした。
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今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次回をお楽しみに!
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2011年5月27日
実験したりします
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